
この記事を読んでいるあなたは、瞑想について興味があるけれど「たくさんのテクニックや瞑想法があってわからない」と思ったことはありませんか?
これから瞑想を始めたいと考えている方、また既に瞑想はしているが、瞑想についてもっと知りたいという方へ。
「代表的な瞑想法の7種類」について解説していきます。
瞑想に使われている様々なテクニック、瞑想法の特徴を知り、自分の目的、考え方、ライフスタイルに合った瞑想法を見極めて行きましょう。
自分にふさわしい瞑想を選ぶことは、瞑想を楽しく継続し、効果や恩恵を存分に受け取ることにつながります。
もくじ
代表的な瞑想の7種類
・ヴィパッサナー瞑想
・超越瞑想(TM瞑想)
・マインドフルネス瞑想
・慈悲の瞑想(メッタ バーバナ)
・トラタカ瞑想
・チャクラ瞑想
・座禅
・ヴィパッサナー瞑想
ヴィパッサナー (Vipassana) は、「物事をありのままに見る」という意味です。インドで最も古い瞑想法。2500年以上前に、ゴータマ・シッダルータ、後の仏陀が悟りを開いた瞑想法と言われています。
イメージは使わずに、体の感覚に焦点を当てることで、体と心に起こる相互作用を直接に体験していきます。
自己観察により心と体の深いレベルまでたどり、心の汚れを取り除き、愛と慈愛に満ちたバランスの取れた状態へと導いてくれます。10日間の瞑想コースが、世界各国で行われています。
筆者も何度かこちらの10日間コースを受けていますが、「心と体の浄化」のできる究極の瞑想法だと思います。人によっては人生が変わってしまうほどの体験をします。まとまった時間が取れる方にはお勧めです。
ちなみに世界的ベストセラーの「ホモサピエンス全史」の著者、ユヴァル・ノア・ハラリ氏も実践者だそうです。
効果目的:愛と慈愛に満ちた状態、良好な人間関係、仕事や学業への集中、全般的な生活の向上など。

・超越瞑想(TM瞑想/Trance Meditation)
インド人のマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーによって1950年代に知られるようになったヴェーダに由来する マントラ瞑想法です。
師(グル)から与えられたマントラを繰り返すことで精神を集中させ、表面的な意識レベルのさらに先へ行く(あるいは“超越”する)というもの。
毎日15~20分間、マントラを心の中で唱えて、心を静めます。
効果目的:気づきの状態、喜びの境地、純粋意識 に達すること。
・マインドフルネス瞑想(Mindfulness meditation)
仏教の伝統的な教えに基づいた瞑想法です。「今ここに集中」することで、「気づき」や「ありのままを受け入れる」ことをうながす洞察瞑想法です。ヴィパッサナー瞑想もマインドフルネス瞑想として認識されます。
1970年代にアメリカを中心に研究実践され、心理的・身体的健康や良好な人間関係、仕事や学業への集中、全般的な生活の向上などに効果があるとして実証されてきています。
どんな時でも実践できるのが特徴です。普段何気なく行っている動作ひとつひとつに意識を向けていきます。
例えば、一粒のレーズンを口に入れた時のレーズンの舌触り、香り、味、触感、音、五感を使い、その変化に注意します。
マインドフルネス瞑想の考え方では、食べる瞑想、動く瞑想、歌う瞑想など生活のすべてを瞑想にすることができます。
効果目的:心理的・身体的健康、良好な人間関係、仕事や学業への集中、全般的な生活の向上など。

・慈悲の瞑想(メッタバーバナ・Metta Bhavana)
もとは仏教の慈悲を育む祈りの瞑想法です。慈悲とは仏教の「生きとし生けるものが幸せでありますように」という自分や他人に対しての思いやりの基本精神のことです。
アメリカの研究では、慈悲の瞑想を行うことで「共感力が養われ人間関係が改善する」「うつ病が軽減」「若返り効果」あることがわかりました。
瞑想は、自分にとって祈りやすい順序で行っていきます。
1.「自分自身が幸せでありますように」と心の中で祈ります。身近な人の幸せを祈ります。
2.「誰々~が幸せでありますように」というように身近な人、そして他人の幸せを祈ります。
3.「生きとし生けるものが幸せでありますように」というように最後にすべての命に対して祈ります。
他人に対して、また嫌いな人に対して祈るのが難しいと感じるときは、「自分自身や身近な人の幸せを願う」だけでも問題ありません。続けていくうちに思いやりの精神が養われ、いづれ全て生命の幸せを願える時が来るでしょう。
効果目的:思いやりの精神、慈悲の心を養う。心の安定など。

・トラタカ瞑想
トラタカ瞑想の「トラタカ」とはサンスクリットで「凝視する」という意味です。意識を何か一点に集中させるヨガの伝統的な瞑想法です。
キャンドルの炎を見つめるのがもっとも一般的です。
部屋の明かりを暗くしてキャンドルに火をともし、キャンドルの炎と並行になる位置に安定して座ります。キャンドルの根本あたりをなるべく瞬きをしないようにして、ぼーっと見つめます。
効果目的:集中力アップ。眼精疲労、視力回復。自律神経のバランスを整える。

・チャクラ瞑想
体には主要チャクラ7つ存在するといわれています。チャクラはサンスクリットで円、車輪という意味があり、エネルギーが集まっている場所をチャクラと呼びます。
チャクラは背骨を中心としたエネルギーの通り道にあり、それぞれのチャクラは異なるエネルギーをつかどり人の心にも影響を与えます。チャクラ瞑想は、順番にチャクラに対応する色をイメージしたり、マントラを唱えたりします。
効果目的:全身のエネルギーの流れを促進。人間が本来もつ潜在能力を発揮させる。

・座禅
座禅とは、仏教で姿勢を正して坐った状態で精神統一を行う禅の基本的な修行法とされています。
瞑想と座禅のやり方はよく似ていますが、座禅には座り方に決まりがあること、軽く薄目を開けて行うことなどが大きな違いになります。
また座禅には「目的」を設定してはならないというのがあります。
一般に言われている瞑想には目的があります。先に、ご紹介したマインドフルネス瞑想には、ストレスの軽減や心の安定、人間関係の改善など様々な効果があり、人により目的もさまざまなのです。
ですが、結局のところ座禅とマインドフルネス瞑想の効果は同じです。
どちらが良い悪いかではなく、座禅と瞑想どちらの考え方ややり方が自分に合っているかで、座禅をするのか瞑想を選ぶのかを決めるのがおすすめです。
効果目的:目的は設定しない。マインドフルネス瞑想と同様の効果です。ストレス軽減、心の安定、人間関係の改善、全般的な生活の向上など。

まとめ
ここまで「代表的な瞑想の7種類」についてお伝えしてきました。
・ヴィパッサナー瞑想
・超越瞑想(TM瞑想)
・マインドフルネス瞑想
・慈悲の瞑想(メッタバーバナ)
・トラタカ瞑想
・チャクラ瞑想
・座禅
以上のように、瞑想は、様々な種類、テクニックがあり、広範囲で奥深いといえます。それゆえ瞑想のイメージがより複雑になってしまうのも事実です。
これから瞑想を始めたい方、既に瞑想はしているがほかの瞑想も試してみたい、瞑想についてもっと知りたいという方など、まずは、さまざまな瞑想法があることを知っておきましょう。
瞑想それぞれに特徴があり、人それぞれの個性にあう瞑想法があります。バラエティー豊かな瞑想法の中で、自分のライフスタイル、目的、考え方にふさわしい瞑想法を見極めていきましょう。
自分にふさわしい瞑想を選ぶ事で、瞑想を楽しく継続できるので、結果的に瞑想の効果や恩恵をたっぷりと受け取ることができるでしょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。