
瞑想とひと言で言っても瞑想状態を作るための様々なテクニックや方法、ツールがあることをご存じでしょうか?
古来より、人々が瞑想をより簡単に楽しく続けるためのツールが数多くあります。それらの瞑想ツールを知ることは、自分にふさわしい瞑想方法を見極めることにつながり、今よりも快適に楽しく瞑想を行うことができるようになります。
今回は、瞑想をするなら最初に知っておきたい「基本のツール3種類」について解説していきます。
この記事を読むことで、瞑想の理解が深まり、今よりもっと楽しく、面白く瞑想を継続的に行うヒントにしていただければ幸いです。
もくじ
- 瞑想状態を作るための基本ツール3種類とは?
- 呼吸を使う―自分の呼吸に意識を向ける瞑想
- イメージを使うー色や形や物、自然や光などをイメージする
- 話し手が聞き手に対して瞑想を導く誘導瞑想
- ヨガニードラ(ヨガの眠り)
- 潜在意識と向き合うヒプノセラピー(催眠療法)
- 催眠と瞑想の違い
- 音を使う―日常音、マントラ(真言)、音楽
- 全く準備のいらない日常にある音に瞑想
- 意外と簡単なマントラを唱えるだけのマントラ瞑想
- オームカーラ呼吸瞑想(マントラ呼吸瞑想)
- ジャパマーラ瞑想
- 音楽や楽器の音色
- 瞑想BGMとしてオススメのアーティスト
- 瞑想オススメ音楽-You tube
- 瞑想オススメ音-アプリ
- 瞑想オススメ-インド音楽
- まとめ
瞑想状態を作るための基本ツール3種類とは?
瞑想状態を作るため、瞑想状態に導入してくための基本ツール(テクニック)3つを下記にお伝えします。
・呼吸を使う
・イメージを使う
・音(真言、マントラ、音楽)を使う
呼吸を使う―自分の呼吸に意識を向ける瞑想
最も手軽でシンプル。瞑想の王道、基本の瞑想テクニックと言えるでしょう。
呼吸を吸う時、吐く時の呼吸の様子、体に起こる変化や感覚をただただ観察していく方法です。
私たちの体は、意識しなくても自然に空気が入りそして出ていくことを繰り返しています。
命ある限り、自分と常に共に在る呼吸はいつでもどこでも気が付ついた時に意識を向けることができます。
呼吸の観察を重ねていくと呼吸の状態が浅かったり、落ち着いていたり、
呼吸が、自分のその時々の気持ちや感情、心境、内面の状態などと連動していることに気がつくでしょう。体と心をつなぐものが呼吸なのです。
シンプルですが、実に奥深いのが呼吸瞑想です。 初心者から長く瞑想を続けている方までどんな方にもオススメです。
1日の中で例え1分でも呼吸に意識を向け、それを継続していくならば、あなたの心に平静と落ち着きをもた らしてくれることでしょう。
呼吸瞑想を基本にして、下記にあげるようなイメージや音を使う瞑想など、様々な瞑想テクニックが組み合わせられます。

イメージを使うー色や形や物、自然や光などをイメージする
光に包まれたり、蓮の花の上に座ったり、太陽や海や木々をイ メージしたりとバラエティーに富んでいます。
自分で選んだ好きな物や人、色などを自分でイメージする瞑想は、遊び感覚で瞑想に集中しやすくなるという効果がありますので初心者にもオススメです。
話し手が聞き手に対して瞑想を導く誘導瞑想
あるイメージを想起させたり、旅をしたり映画のストーリー見せるように誘導させる誘導瞑想。これは話し手が聞き手に対して瞑想を導く方法です。
誘導瞑想には、「ヨガニードラ」や「催眠療法」などがありますので下記に例を挙げていきます。
ヨガニードラ(ヨガの眠り)
「ヨガの眠り」と言われる「ヨガ ニードラ」は、イメージを使う誘導瞑想の1つです。
ヨガのシャバアーサナ (仰向け)になり、体をリラックさせ、考えを手放し、自分を解放させていきます。脳を休ませたり疲れを取 る効果があります。
なんと20分で4時間の睡眠に相当すると言われます。筆者も何度も体験していますが、体と脳の疲れが取れ、とてもリフレッシュできます。その後は仕事の効率もとても上がります。

潜在意識と向き合うヒプノセラピー(催眠療法)
ヒプノテラピーは、いつもは自覚していない「潜在意識」と向き合い問題の解決を目指す療法です。
誘導瞑想により、きわめてリラックスした精神状態させ、普段の生活の中で私たちが感じている「顕在意識」から、普段はほとんど自覚していない「潜在意識」へアプローチしやすくさせます。
ヒプノテラピーでは、潜在意識へアプローチし催眠状態に入るために、この誘導瞑想のテクニックを用います。
催眠と瞑想の違い
催眠は潜在意識に自分が望む姿を書き込むことで自己実現させていきます。
瞑想は潜在意識に良い心理状態を引き出すことで安定的な心理状態に導きます。
どちらも潜在意識への働きかける作業を続けることが大切です。毎日継続することで成果を感じられるようになります。
反対に、物事をあるがままに見ていくヴィパッサナー瞑想ではイメージは一切使わずに呼吸や体の感覚に意 識をただ向けて観察していく瞑想法です。
音を使う―日常音、マントラ(真言)、音楽
音を使う瞑想は広範囲に渡ります。下記に解説していきます。
・日常にある音
・マントラ(真言)
・音楽や楽器
全く準備のいらない日常にある音に瞑想
鳥の鳴き声、車の音、人の声、工事の音エアコンの音、自分にいま聞こえてくる日常音、どんなものでも良いのでその音に何の判断も加えずただただ耳を傾けていきます。何も準備するものがなく一番シンプルな音への瞑想法なので初心者の方にもオススメです。
意外と簡単なマントラを唱えるだけのマントラ瞑想
マントラ(真言)を声に出し繰り返し唱えたり、心の中で唱えたりする。 ヨガではマントラを唱える瞑想のことをジャパ瞑想と言います。
ヨガの「オーム」というマントラやグル(師匠)から自分に与えられたマントラや自分にしっくりくる マントラを選び、繰り返し声に出して唱えたり、心の中で唱え瞑想します。2~4の言葉の文節からなる短めのマントラが集中しやすいです。
例:オーム、ソワカ、オームマニペメフム、ソーハン
また、マントラ以外でも自分の好きな言葉を選び、マントラ瞑想と同じように瞑想を行うことができます。心を乱されない言葉を用いることが大切です。
例: ありがとう、キレイ、大丈夫、愛、グリーン(自分の好きな色など)
瞑想中、次々と考えが浮かんできますが、マントラまたは好きな言葉を唱えることで集中しやすくなります。
無心になれなくても気にせず、心がどこかへ行ってしまっていたと気が付いたら、その都度「マントラに戻る」「好きな言葉へ戻る」を繰り返します。マントラ瞑想というと何か難しそうと思う方もいらっしゃいますが、言葉さえ決めてしませば、呼吸瞑想より集中しやすいという方もいます。ぜひ初心者の方でも試して見ることをお勧めします。

オームカーラ呼吸瞑想(マントラ呼吸瞑想)
オームカーラ瞑想とは呼吸と共にマントラの「オーム」を繰り返し唱えていく呼吸瞑想です。
Aum – Omは宇宙の音、神聖な音、全体の音、神の音であり、すべての音の根源、宇宙の始まり音と言われます。
このマントラは、「A」「U」「M」の3つの音で成り立ちます。 「A(オー)U(ンー)M(ムー)」と発音しながら呼吸を深め瞑想していきます。
オームを発音しながら同時に呼吸も深めていくのが他の呼吸法とは違うところです。
3つの音の響きを体にゆき渡ら せ、そのバイブレーションを味わいながら心を鎮めていきます。
ジャパマーラ瞑想
ヨガでは、数珠のことをマーラ、ジャパは数えるという意味があります。
108個の珠が連なった数珠を使い、数を 一つ一つ数えながらマントラや神の名前を唱えるのがジャパマーラ瞑想です。
聖なる言葉や音を実際に声に出して唱 えたり心の中で唱えます。1つ1つの数珠、そして音の波動に精神を集中させで行き、意識を高いところに持ってい く瞑想です。
マーラには、サンダルウッド、クリスタル、ルードラクシャ(菩提樹の実)など様々な種類があります。

音楽や楽器の音色
音楽や楽器の音に瞑想します。音は「滑らかな音」「歌詞のないもの」「感情的なメロディーではなく落ち着 いたもの」を選びます。
音楽や楽器の音は、集中力を高める効果がありますので、ヨガをされている方はBGMに取り入れてみるのもお すすめです。
Youtubeや携帯アプリなどで手軽に瞑想やヨガ用の音楽を見つけることができます。
瞑想BGMとしてオススメのアーティスト
グレイ・プルース、アナンダ・ヴィドヴィチ(Craig Pruess Ananda Vdovic)
デヴァ ・プレマール( Deva premal)
https://www.youtube.com/watch?v=NGn27OvFDZY
ダフネ ・ツェ(Daphne Tse)
https://www.youtube.com/watch?v=6oGAT1e-uiI
サナタム・カール (Sanatam Kaur)
https://www.youtube.com/watch?v=LYDPdd1MOcA
ヤタオ (Yatao ) The Spirit of the trees | Handpan
https://www.youtube.com/watch?v=Z5Y4RS2roMA
瞑想オススメ音楽-You tube
Music for body and Sprit-Mediation Musicというチャンネル。
瞑想に合う音楽、ヨガ音楽、インド音楽、シンギングボウルの音、その他、リラクゼーションや癒しのための音など盛りだくさんです。
https://www.youtube.com/watch?v=zI8-R1DjzVw&t=2977s
瞑想オススメ音-アプリ
Relax meditation
アプリのSoundsから何十種類もの自然の音や楽器の音、その音を自分で組み合わせて再 生することができます。私もヨガのクラスを開催する時によく使わせてもらっています。スマートフォンへ簡単にダウンロードして使うことができます。
https://play.google.com/store/apps/details?id=ipnossoft.rma.premium&hl=ja&gl=US

瞑想オススメ-インド音楽
インド音楽を選ぶのであれば「バンスリー」というフルートや「ヴィーナ」という弦楽器の音が伝統的に瞑想 には推奨されています。
ヴィーナとバンスリのアーティストをご紹介します。日本ではほとんど知られていないヴィーナやバンスリですが、ぜひ音色を楽しんで見てください。参考にどうぞ。
ヴィーナ奏者
・インドのVeena 奏者/今は亡き男性アーティスト /S.Balachander
映画監督でもあった彼はの表現力は人々を惹きつけてやみません。
https://www.youtube.com/watch?v=ITAFeuzaIQ4
・インドのVeena 奏者/若手男性アーティスト/ Ramana Balachandhran
彼は、若い僧侶のような雰囲気で美しい音色を奏でます。
https://www.youtube.com/watch?v=Aej0RMLXRqU&t=293s
・インドのVeena 奏者/女性アーティスト /ジャヤンティ クマラッシュ (Jayanthi kumaresh)
6世代に渡るインド古典音楽家系に生まれ3歳からヴィーナを演奏し始め音楽世界で大活躍しています。
https://www.youtube.com/watch?v=4M4Q-66x3QI
・日本のVeena 奏者 /的場裕子さん
https://www.youtube.com/watch?v=4EAeOieQ3zE&t=1984s

ヴィーナ奏者 S.Balachander
インドのBansri 奏者
・パンナラル・ゴーシュ(Pannalal Ghosh)
https://www.youtube.com/watch?v=5qef0-aD3dA&list=RDEMEYWcseA5Wiw2Q7qKwhc1og&index=3
・プラヴィン・ゴキンディー(Pravin Godkhindi)
https://www.youtube.com/results?search_query=Pravin+Godkhindi
音のヨガナーダヨーガについてはこちら↓

まとめ
瞑想状態に導入するための基本的なツールは3種類
・呼吸
・イメージ
・音(真言、マントラ、音楽)
これら3つを基本にして、呼吸とイメージ、呼吸と音、またイメージと音などを組み合わせたさまざまな瞑想法があります。
瞑想には、人が、楽しく継続できるように、さまざまなツールが昔から使われています。
どんなツールがあるかを知り、自分に合う瞑想を見極め楽しく日常生活に取り入れ習慣化し継続していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。